第70回横浜能
主催:横浜能楽堂 横浜能楽連盟
午後2時開演(開場 午後1時)
【チケット料金】S席7000円/A席6000円/B席5000円
【チケット販売】令和5年3月11日(土)正午より(初日は電話・WEBのみ)
お問い合わせ先
横浜能楽堂
演 目
- 連吟
- 高砂(喜多流 出雲康雅)
- 舞囃子
- 胡蝶(金春流 山井綱雄)
- 一調
- 女郎花(金剛流 豊嶋彌左衛門)
- 仕舞
- 小袖曽我(観世流 田邉哲久・岡本房雄)
狂言「福の神」和泉流
能「花筐」宝生流
あらすじ
狂言「福の神」
二人の男が大晦日に、福の神へ参詣しようと連れ立って出かけます。二人が参拝し、年越しの豆をまきはじめると、笑い声とともに福の神があらわれ、二人の参詣を喜び、神酒を所望します。そして二人に、幸せになる秘訣を語ると、謡い舞い、朗らかに笑って帰っていきます。
能「花筐」
越前の国(今の福井県)に住む照日の前のもとに、照日の前を寵愛する大迹部皇子(おおあとべのおうじ)から文と皇子の愛用していた花籠が届きます。大迹部皇子は天皇になるために、都へ向かったのです。
継体天皇となった皇子が、御遊(ぎょゆう)に出ると、花籠を持った狂女に出会います。狂女は天皇を想うあまり、狂女となった照日の前でした。官人が狂女の花籠を打ち落とすと、狂女はこれをとがめ、泣き伏します。そこで皇子との日々を懐かしがり、舞を見せます。天皇が照日の前と気づき、ともに皇居に帰るのでした。
横浜能は、昭和28年に第1回が開催されて以来、70年にわたり横浜市内の能楽実演・愛好者団体である横浜能楽連盟が中心になって開催してきた歴史ある催しです。
70回の今回は、節目の年にふさわしく、横浜にゆかりのある五流の能楽師が一堂に会し、華々しくお送りします。
能と狂言の上演に加えて、連吟、舞囃子、一調、仕舞など、様々な上演形式をお楽しみください。